2026年4月、夫と一緒にマレーシアのクアラルンプールに移り住みました。日光アレルギーとつき合って20年近くになる私にとって、年中夏の国での暮らしは、うれしさと同じくらい不安の大きい出来事でした。
住み始めて6か月。日差しの強さ、肌の変化、暮らしの中で工夫していることを、今の時点の記録として書いておきます。1年後、2年後に読み返して、続きも書くつもりです。
移住が決まって、まず考えたのは薬のこと
移住が決まったときは、素直にうれしい気持ちでした。同時に、日本とは違う日差しの強さが想像できず、不安にもなりました。
真っ先に考えたのは、いつも使っている塗り薬の確保です。主治医に相談して、ステロイドの塗り薬など3種類を、3か月分持ってきました。
マレーシアの日差しは、日傘をさしても耐えられないほど
昼間の日差しは、思っていた以上にきついものでした。日傘をさしていても、耐えられないと感じるほどです。
娘が遊びに来ていたとき、お店の前でGrabを待っていたら、「こんなに日差しが強いんだ、いっつもなの?」と驚いていました。日本から来たばかりの娘の一言で、毎日浴びている日差しの強さをあらためて感じました。
意外だったのは、日本にいた頃より外を歩かなくて済むこと
日差しの強い国なのに、日本にいた頃より、外を歩く時間はむしろ短くなりました。
日中に出かけるときは、配車アプリのGrabで最寄り駅まで行きます。短い距離でも呼べば来てくれるので、炎天下を歩かずに済みます。
ショッピングモールはほとんど窓がなく、日差しを気にせず過ごせる場所です。窓のある一角もありますが、窓際を避けて座れば困ることはありません。
6か月たった、いまの肌
来た当初は、塗り薬を使う必要がありませんでした。
時期によって症状の出方が変わりますが、今は夜に痛みやかゆみを感じて、塗り薬を塗ってから寝る日が多くなっています。顔の皮膚が敏感になっていて、髪の毛が当たるだけで不快に感じることがあります。
日焼けとシミは、率直に言ってひどくなりました。住み始めてすぐに、肌が黒くなったのを感じました。
持ってきた薬は、来てしばらく使わなかったので、まだ手元にあります。ただ、いずれ足りなくなるので、知り合いに相談しました。近くに日本語で対応してくれるクリニックがあるので、症状と困っていることを伝えて、皮膚科につないでもらうつもりです。マレーシアでは総合診療科を紹介される場合もあると、知り合いから聞いています。受診したときの様子も、あらためて書くつもりです。
日焼け止めとファンデーションは、マレーシアで手に入った
日本では病院で買っていた日焼け止めが、マレーシアでは取り寄せられませんでした。困っていると周りの方に話したところ、ロート製薬の「スキンアクア スーパーモイスチャーエッセンスC」(SPF50+・PA++++、顔・からだ用)を紹介してもらいました。マレーシアの通販サイト、Lazada(ラザダ)で買えるので助かっています。

朝は、6時45分に出勤する夫を送りがてら、日の出前に散歩するようになりました。スポーツウェアで、すっぴんのまま出るので、日焼け止めだけはしっかり塗ります。ヘイズで曇りがちな日でも、日焼け止めは欠かしません。シミの濃いところにだけ、色付きのオールインワンクリームを薄くのせています。
出かけるときは、ファンデーションをしっかりつけます。日本から持ってきたファンデーションが残り少なくなってきた頃、ドン・ドン・ドンキで買えて、ほっとしました。売り場には日本語の表記のままの商品が並び、「楽天1位」と書かれたものもありました。日本では通販で人気の商品なのかな、と思いながら選びました。
部屋のまぶしさは、カーテンとブラインドで調節
日本にいた頃の私は仕事をしていたので、マレーシアの部屋探しは夫に任せていました。住んでみると、部屋の中でもまぶしさを感じます。
リビングでは、遮光カーテンを全部は閉めずに真ん中で束ねて、窓の上のほうだけを覆うようにしています。上からの日差しを遮りながら、両脇のレースのカーテン越しに明るさを取り込めます。

遮光カーテンは全部屋とも優秀です。昼の日差しだけでなく、夜中に外の街灯の明かりを防ぐのにも役立っています。
キッチンの窓はブラインドです。料理中にまぶしいので、下まで下ろして、日差しが入らないように羽の向きを調節しています。

ホテル選びで、気にするようになったこと
最近泊まったホテルでは、カーテンの代わりに、上から降りてくる電動ブラインドの部屋が多くありました。顔や上半身に当たる日差しを避けながら、明るさも外の景色も楽しめるので、日光アレルギーのある私にはとてもありがたい作りでした。
ただ、部屋の窓の作りは、泊まる前に知ることができませんでした。知ってから予約できれば、安心感がまったく違います。
泊まったホテルの部屋や日差しの様子は、宿泊記にまとめています。

これから日差しの強い国に行く方へ
6か月暮らしてみて、備えておいてよかったこと、早めに動いておきたいことは3つです。
ひとつめは、薬です。出発前に主治医に相談して持っていくことと、現地で受診できる場所を早めに調べておくこと。私も、薬が足りなくなる前に動き始めたところです。
ふたつめは、移動と過ごす場所です。日中はGrabで移動して、窓の少ないショッピングモールで過ごす。日差しの強い国でも、歩く時間は減らせます。
みっつめは、日焼け止めや化粧品です。日本で使っていたものが手に入らなくても、周りの方に聞いたり、通販や日本のお店を探したりすると、代わりが見つかります。
日焼けやシミは増えました。夜のかゆみも、今もやっぱりあります。日本にいた頃のようにすんなりとはいかないことが多いけれど、うまくいったときの喜びは大きく、工夫しながら毎日を過ごせています。
日差しを避けて暮らすようになったのには、20年近い理由があります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🌿
🟡この記事を書いた人:タマキ
2008年、39歳のときに日光アレルギーを発症しました。日差しが苦手なのに、縁あってマレーシアへ移住してしまいました。 動き回るせっかちな夫と、のんびり日陰を選ぶ私のシニア夫婦ふたり暮らし。
「快適にすごす工夫」を探しながら、日光アレルギーのこと、日々の暮らし、無理しない旅の記録を綴っています。
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