【宿泊記】カーサ・デル・リオ・メラカ|50代夫婦の3泊、日中こもれた中庭のホテル

カーサ・デル・リオ・メラカの中庭。噴水と屋根付きの席、奥はマラッカ川

8月中旬の3泊4日、夫婦二人でマラッカのカーサ・デル・リオ・メラカに滞在してきました。

日光アレルギーがある私にとって、マラッカのような「歩いて巡る街」は少し身構える旅先です。世界遺産の街並みは魅力的でも、日中の炎天下を歩き回るとなると話は別。それでも今回は、ホテルの造りと回る時間帯を工夫することで、思っていたよりずっと快適に過ごせました。

同じように日差しが苦手な方が「行けるかどうか」を判断できるように、写真を多めに残しておきます。

カーサ・デル・リオ・メラカの中庭。アーチのバルコニーに花が並び、水辺に屋根付きの席がある

01 基本データ

ホテル名カーサ・デル・リオ・メラカ(88 Jalan Laksamana, 75200 Melaka)
滞在2026年8月12日から3泊
人数2名(夫婦)
部屋デラックス・ラゴ・キング(50㎡・スプリットレベル。ドレッシングエリア、大理石のバスルーム、中庭のラゴを見下ろすバルコニー付き)
プランStay 3 Pay 2(3泊して2泊分)・朝食2名分込み
宿泊料1,900リンギット(1泊目950/2泊目950/3泊目は0
サービス税(SST 8%)152リンギット
予約時に前払いした額2,052リンギット
遺産税(Heritage Tax)15リンギット(5リンギット×3泊)
観光税(Tourism Tax)30リンギット(10リンギット×3泊)
チェックアウト時に現金で45リンギット(約1,800円)
実際に払った総額2,097リンギット(約8万2600円/1リンギット=約39.4円、2026年8月時点)
1泊あたり699リンギット(約2万7500円)
予約方法ホテル公式サイトから直接予約(全額前払い)

02 予約|「3泊目が無料」は、割引ではありませんでした

予約はホテルの公式サイトから直接取りました。「Stay 3 Pay 2」というプランです。3泊して2泊分の料金、朝食2名分込み。1泊目950リンギット、2泊目950リンギット、そして3泊目が0リンギット

これはお得なはず!

でも、あとから比べてみて考えが変わりました。

アゴダで同じ時期を調べたら、1泊2万7千円ほど。3泊で約8万円です。私たちが公式サイトで払ったのは2,052リンギット、約8万800円でした。ほとんど同じでした。

つまり「3泊目が無料」というのは、1泊あたりの単価が、そのぶん高く設定されていたということです。3泊するなら結果は変わりません。得をしたわけではありませんでした。

もうひとつ。公式サイトから直接取れば希望が通りやすいかもと思って、「静かな川側の、高い階の部屋があれば」とリクエストしていました。でも、通りませんでした。

そのうえ、条件は公式のほうが厳しめです。全額前払いで、予約した時点ですぐ引き落とされます。そして出発の3日前を過ぎるとキャンセルできず、全額が返りません

だますつもりの設定だとは思いません。予約サイトを通すと手数料がかかりますから、ホテルとしては公式サイトから予約してほしいはずです。「3泊目が無料」は、そのための入口なのでしょう。同じ金額なら、直接予約してもらったほうがホテルの手元に残る。

こちらにとっても、公式サイトから直接取る安心感はあります。間違えて予約が通っていなかったという事故は起こりにくいし、何かあったときに間に入る会社がなく、ホテルと直接やりとりできる。値段が同じなら、そちらを選ぶ理由は十分にあります。

ただ、それは「比べたうえで選んだ」時に言えることです。今回の私は、比べずに「無料」の文字で決めていました。次からは必ず並べてみます。「〇泊目無料」「1泊サービス」といった言葉は、割引とは限らない——並べてみるまで分からないのだと知りました。

——とはいえ、通された中庭側の部屋がとても良かったので、結果としては満足しています。その話は05で書きます。


03 アクセス|クアラルンプールから、電車とGrabで3時間

マラッカへは高速バスで行く方が多いと思いますが、今回は電車を使いました。
KLセントラルでETS(都市間特急)に乗り、マラッカの最寄り駅からGrab。乗り継ぎを含めて、トータル3時間ほどです。

マラッカ市内に鉄道の駅はなく、最寄りのプラウ・スバン/タンピン駅から市街まではGrabで約1時間かかります。電車を降りればマラッカに着く、と思っていたので、そこからまだ1時間は長く感じました。体がしんどいわけではありませんが、帰りの列車の時刻を計算するときは、ここに余裕を持たせてください。

それでも、バスターミナルで乗り降りするより、私たちにはこの行き方のほうが体は楽でした。50代になって、移動が楽かどうかは宿選びと同じくらい大事な基準になってきたなと感じます。

KLセントラルから乗ったETSの車内

移動にかかった費用を、まとめておきます。

移動(2人・往復)料金
電車(ETS)KLセントラル⇔プラウ・スバン146リンギット(約5,800円)
Grab(駅⇔ホテル)2回119リンギット(約4,700円)
合計265リンギット(約1万400円)

切符は旅行前日に、往復まとめて買っておきました。実際、当日に駅で慌てずに済みました。


04 チェックイン|Wiseカードが使えませんでした

チェックインは15時からなのに、正午前に着いてしまいました。それでも快く受け付けてくださって、荷物もすぐに預かってもらえました。

部屋はまだ用意できていなかったので、荷物だけ置いて、いったん食事に出ました。

戻ってきてからは、ライブラリーで待たせてもらいました。涼しくて、静かで、本がある。外の暑さから完全に隔てられている場所です。チェックインを待つ時間としては、これ以上ないくらい快適でした。

しばらくすると、ネット越しに「部屋の準備ができました」と連絡が来て、そのまま案内してもらいました。

早く着いてしまっても、日陰の居場所がある。これは日差しが苦手な人間にとって、思っている以上に大きいことです。ロビーの椅子で所在なく待つのと、涼しい部屋で本を開いて待つのとでは、旅の始まり方がまるで違います。

受付の方と向かい合って座って、デポジットの話になりました。いつもホテルで使っているWiseカードを出したところ、「これはデビットカードなので使えません」と言われてしまいました。

どうしよう、現金をおろしに行かないといけないかな——と思っていたら、

「デポジットは結構です。そのかわり、追加で何か発生したときに、その場でお支払いください」
そのときはこのカードが使えるとのことでした。

Wiseカードは、これまでマレーシアのホテル支払いにいつも使ってきましたが、使えないと言われたのは初めてでした。「返金がクレジットカードより遅くなります」と説明されたことはありますが、日本のクレジットカードに比べたら手数料が何分の一かで済むので、返金の遅さは我慢していました。
でも今回、ホテルによってはデポジットにデビットカードを受け付けていないことがあると知りました。
とはいえ、それならデポジットはいらないって話になるとは!驚きの体験になりました。

チェックアウトのときには、遺産税と観光税を現金で45リンギット(約1,800円)支払いました。1泊あたり遺産税が5リンギット、観光税が10リンギット、の3泊分です。
マレーシアでは、この2つの税は前払いに含まれず、現地で払う決まりになっています。金額としては大きくありませんが、デポジットを払っていなかったので、手ぶらでチェックアウトはできませんでした。


05 客室|中庭の噴水を見下ろす部屋

中庭と噴水、ホテルの第一印象

カーサ・デル・リオは、マラッカ川のすぐそばに建つブティックホテルです。「Casa del Rio」はスペイン語で「川の家」という意味。マラッカは1511年にポルトガルに占領され、そのあとオランダ、イギリスと統治者が変わっていった街で、ホテル自身もポルトガルの影響を受けた文化を大切にしていると紹介しています。南欧の言葉を冠した名前が、この街にはしっくりきます。

建物の中心には中庭があって、噴水が置かれています。この中庭が、滞在中いちばん気に入った場所になりました。

噴水のそばに、屋根のあるソファ席があります。座り心地がとても良くて、水の音を聞きながらぼんやりするのに最高でした。屋根があるので直射日光は当たらず、それでいて風は抜ける。日差しを避けたい私にはありがたい設計でした。

中庭の噴水と、屋根のある席。奥はマラッカ川と帆船の博物館

2階、中庭の噴水を見下ろす部屋

泊まったのは2階の、中庭の噴水が見える部屋でした。

02で書いたとおり、リクエストは通りませんでした。川沿いのホテルに泊まるなら川側だろう、と思っていたのですが。
でも、結果としてこの部屋がとても良かったのです。

テラスに出ると、右手にマラッカ川が見えます。正面から川を眺める部屋ではないけれど、川はちゃんと視界にある。そのうえで、中庭の噴水の音が近い。この水の音が、私にはとても心地よくて、本を読むのにもちょうどいい静けさでした。

そして嬉しいことに、噴水は夜10時には止まるということ。夜はしんと静かになるので、眠りを妨げられることもありませんでした。日中は水の音、夜は静寂。よくできているなと思います。

川側の部屋を狙っている方も多いと思いますが、中庭側は中庭側で、こういう良さがあります。割り当てで中庭側になっても、がっかりしなくて大丈夫です。

客室のテラスから見下ろした中庭。アーチのバルコニーに花が並ぶ
デラックス・ラゴ・キングのベッドと、装飾のある壁
客室のナイトテーブルと赤いソファ

バスルームで嬉しかったこと

バスタブに入れられる、岩塩のようなバスソルトが用意されていました。こういう「使ってみて」と置かれている小さなものが、旅の気分を上げてくれます。

ひとつだけ、初日はお湯の温度が低めだったのが気になりました。どうにか湯船にはつかれましたし、翌日からは問題なかったので、たまたまだったのかもしれません。

大理石のバスルーム
バスタブのふちに置かれたバスソルトとアヒル
バスルームの窓から客室とテラスが見える造り

ミニバーが太っ腹でした

冷蔵庫の中のジュースやお水が、冷やした状態で無料。しかもスナック類が充実していて、缶入りのポテトチップスやピーナッツなど、お菓子が多めに用意されていました。街歩きから戻ってきて、冷えた飲み物がすぐ手に入るのは本当にありがたかったです。

無料のスナック類と、ガラス瓶の水。使い捨てプラスチックを減らす取り組みの案内カードが添えられている
冷蔵庫の中。冷えた水とジュースが無料で入っている

06 日光アレルギーの目で見た部屋

ここは、同じように日差しが苦手な方に一番読んでほしいところです。

まず、テラスで本が読めるくらい、日差しがきつくなかったこと。これが何より大きかったです。中庭に面していて、建物と屋根に囲まれているぶん、直射日光がテラスまで届きにくいのだと思います。南国の8月に、外の席で本を広げて過ごせるとは思っていませんでした。

客室のテラス。ランタンと、ソファのある一角

次に、客室のカーテンでしっかり遮光できること。部屋にいる時間が快適かどうかは、滞在の満足度を大きく左右します。

そして、中庭の屋根付きソファ席。日陰でくつろげる共用スペースが敷地の中心にあるというのは、日差しを避けたい人間にとってかなり価値があります。

逆に、日差しを感じたのは中庭をあちこち見て回っていたときくらい。屋根のない部分を歩けばもちろん暑いのですが、「困った」というほどではありませんでした。

街歩きの時間帯を選んだことも効いています。マラッカ観光は、日中の炎天下に街を歩くイメージがありますが、私たちは夕方から夜にかけて動くようにしました。これについては10で触れます。


07 50代の体にラクだったこと/きつかったこと

ラクだったこと

駅前からGrabでホテルの玄関まで一本で、大きな荷物を持って乗り換える場面がありませんでした。早く着いてもライブラリーで涼しく待てて、街歩きから戻れば冷たい飲み物がすぐ手に入る。移動も待ち時間も、体に負担がかかりませんでした。

きつかったこと

夜中に、転びました。

この部屋はスプリットレベルという造りで、寝室から洗面所まで3段の段差があります。そして私は、真っ暗にしないと眠れません。

カーテンが、優秀すぎました。しっかり遮光してくれるのはありがたいことなのですが、そのぶん本当に一点の明かりもない。夜中に起きて洗面所へ向かったとき、段差に気づかずつまずいて転びました。

日差しを避けたい人間は、たいてい「暗くできる部屋」を求めます。私もずっとそう書いてきました。でも暗い部屋と段差の組み合わせは、50代の体にはけっこう危ないのだと、身をもって知りました。

同じように真っ暗にして眠る方は、寝る前に段差の位置を確かめておくこと、それからバスルームの明かりを細く残しておくことをおすすめします。遮光カーテンの優秀さは、こういう形で裏目に出ることがあります。

部屋を選ぶときに「段差があるかどうか」を見る。私の基準が、ひとつ増えました。


08 朝食は、部屋とテラスの両方で

朝食は宿泊料金に含まれていました。2名分込みのプランです。

これが、本当に良かったです。

嬉しかったのが、部屋の中とテラスのどちらでも食べられたこと。3泊したので両方試してみましたが、どちらもそれぞれに良さがありました。同じ朝食でも場所が変わると雰囲気が変わって、3日間まったく飽きませんでした。

テーブルいっぱいに並んだ朝食。米粉の麺、エッグベネディクト、オムレツ、フルーツ、コーヒー

形式は、ビュッフェとアラカルトの両方でした。並んでいるものを自由に取れるうえに、メニューから1品ずつ頼んで、その場で作ってもらえます。ビュッフェのほうも品数が充実していて、それだけでも十分なくらいでした。

麺は黄色いのと白いのの2種類から選べて、私は白いほうにしました。おそらく米粉の麺です。具材を全部のせてもらって、温かいスープ麺にしてもらいました。

コーヒーもスタッフの方に頼むと淹れてくださって、きれいなカフェアートを描いてくれました。見た目も味も良かったです。

スタッフの方が淹れてくれたカフェラテと、朝食のマフィンとフルーツ

同じ時期に、知り合いが2組泊まっていました。顔を合わせるたびに「朝食が美味しかったね」という話になったので、私だけの感想ではないと思います。

朝食会場。赤い壁とタイル柄のランチョンマット
アボカドとポーチドエッグのトースト

09 ホテルの中だけで過ごせるか

夕方のターンダウン

このホテルで印象に残っているのが、夕方のサービスです。

毎日、スタッフの方が部屋を整えに来てくれました。アロマを焚きに来てくれたり、テラスのランタンに灯を入れてくれたり。出かけている間に済んでいるので、部屋に戻ると良い香りがして、テラスにはあたたかい灯りがともっている。派手ではないけれど、心が和む時間でした。

夜のテラス。ランタンに灯がともり、中庭の明かりが見える

ライブラリーとコンカック

もう一つ、ぜひ使ってほしいのがライブラリーです。

部屋のカードキーで入れるようになっていて、中はとても綺麗な設え。クッキーや紅茶が自由にいただけるようセットされていて、読書をしながらゆっくりくつろげました。

テーブルには、マレーシアの伝統的なボードゲーム「コンカック(congkak)」が置かれていて、自由に遊べるようになっていました。細長い木の盤にくぼみが並んでいて、そこにビー玉を一つずつ配っていく、昔ながらの遊びです。ルールがわからなくても、玉を動かしているだけでなんだか楽しい。旅先で土地の遊びに触れられるのは、いいものですね。

日中の日差しが強い時間帯を、こういう室内空間で過ごせるというのは、私にとって大きなポイントでした。

ライブラリーに置かれたマレーシアの伝統的なボードゲーム、コンカック

屋上プールは、早朝が正解でした

屋上にプールがあると聞いて、泳げるかどうかがずっと気になっていました。日中はさすがに日差しが強いので、私が泳ぐなら早朝しかありません。

結果から言うと、早朝に泳げました。これがとても気持ちよかったです。

ただ、ここが今回いちばん困った点でもありました。営業開始時間の情報が、案内によってバラバラでした。

  • プールにいたスタッフの方に聞いた話では、朝7時から
  • パンフレットには、8時から
  • 部屋のテレビの解説動画では、10時から

私はたまたまスタッフの方に直接聞けたので7時から泳げましたが、パンフレットやテレビだけを見ていたら、朝の涼しい時間を逃していたと思います。

日差しを避けて早朝に泳ぎたい方は、チェックイン時にフロントで直接確認しておくことを強くおすすめします。ここだけは、事前に聞いておかないともったいないです。

屋上プール。奥に帆船の博物館が見えます
インフィニティプールの向こうに、マラッカの赤い建物

「ホテルに残る日」があってもいい

3泊のうち1日は、夫と友人たちが街歩きに出かけていく中、私は一人ホテルに残りました。

ライブラリーで本を読んで、中庭のソファで噴水の音を聞いて、部屋に戻ってまた読んで。それだけの一日です。

日差しが苦手だと、旅先で「みんなと同じように動けない」ことが、どうしても引け目になります。せっかく来たのに、一緒に行かなくていいのかな、と。でもこの日、私はまったく退屈しませんでした。むしろ、とても満ち足りた時間だった。

それは、このホテルが「中で過ごす日」に耐えられる場所だったからだと思います。屋根のある中庭、カードキーで入れる静かなライブラリー、遮光できる部屋、テラスで本が読める気候。過ごす場所の選択肢がいくつもあるから、一日いても飽きない。

日差しが苦手な方が旅の計画を立てるとき、「観光地に近いか」と同じくらい、「一日こもっても心地よいホテルか」を見てほしいなと思います。全部を一緒に回らなくても、旅は十分に楽しめます。夕方に戻ってきた夫たちの土産話を聞くのも、それはそれで楽しい時間でした。


10 周辺|夕方に歩き、日中は屋内へ

マラッカの街歩きは、できるだけ夕方から夜に寄せました。日中に出るときは、屋内で過ごせる場所を選ぶ。3泊のあいだ、だいたいこのやり方で動きました。

出かけたのは3回。水上モスクとアンコール・マラッカ(劇場)へ行った日、川沿いで夕ごはんを食べて夜のリバークルーズに乗った日、スタダイスとマラッカタワーを回った日です。どれも夕方以降か、屋内で過ごせる場所でした。

日が傾いてから出て、暗くなってから戻る。その時間割にしたおかげで、日差しが苦手でも世界遺産の街をあきらめずにすみました。街のほうの記録は、別の記事にまとめます。


11 夫のひとこと

夫に感想を聞いたら、こう言っていました。

「博物館に3つも行けて、満足だった」

私が行っていない場所ばかりなので、どこを回ったのか詳しくは聞いていません。一人で回るのも、友人たちと回るのも、どちらも楽しかったそうです。いつもは私と一緒なので、新鮮だったようです。

私は私で、噴水の音を聞きながら、図書室と中庭と部屋を行き来して静かに過ごしていました。一人でのんびりする時間は、ふだんの旅にはないものです。

同じ旅先で、まったく違う一日を過ごして、夕方に戻ってきてそれぞれの話をする。それはそれで、いい旅の形だったと思います。


12 まとめ|こんな人に向く/向かない

良かったこと

  • 南国の8月に、テラスで本が読めたこと。中庭に面していて、直射日光がテラスまで届きにくい造りでした
  • 屋根のある中庭のソファ席。日陰でくつろげる場所が、敷地の真ん中にあります
  • ライブラリー。カードキーで入れて、クッキーと紅茶が自由に。日差しの強い時間の居場所になりました
  • 朝食が2名分込みだったこと。とっても美味しい朝食の楽しみが、3日間続きました

正直に、気になったこと

屋上プールの営業時間が、案内によってバラバラでした。スタッフの方は7時、パンフレットは8時、部屋のテレビは10時。早朝に泳ぎたい方は、フロントで直接確認してください。

初日、お湯の温度が低めでした。翌日からは問題なかったので、たまたまだったのかもしれません。ただ、お風呂を楽しみにしていると「あれ?」と思うかもしれないので、書いておきます。

Wiseカードがデポジットに使えませんでした。結果としてデポジット自体が不要になったので助かりましたが、同じカードを使っている方は心づもりをしておくと安心です。

こんな人におすすめ

  • 日光アレルギーや、日差しが苦手な方。遮光できる客室、屋根付きの中庭、屋内で過ごせるライブラリーが揃っています
  • 世界遺産の街歩きを、日中の炎天下を避けて楽しみたい方
  • クアラルンプールから、小旅行先を探している方

向かないかもしれない人

  • 川の正面の眺めを楽しみにしている方。リクエストしても中庭側になることがあります。私は結果的に気に入りましたが、川側を確約したいなら予約時に確認を
  • 予定が変わるかもしれない旅の方。Stay 3 Pay 2は全額前払いで、3日前を過ぎると返金されません
  • 大型リゾートの設備を求める方。川沿いの小さなブティックホテルです

3泊を終えて

日光アレルギーがあると「歩いて巡る観光地」は諦めがちですが、ホテルの造りと動く時間帯を選べば、こんなに快適に過ごせると実感した3泊4日でした。

テラスで本を読めた時間、早朝の屋上プール、そして一人でホテルに残った一日。この3つが、今回いちばん印象に残っています。特に最後のひとつは、日差しが苦手なことを引け目に思わなくていいんだと、あらためて教えてもらった時間でした。

日差しを避けながら旅を続けるようになったのには、20年近い理由があります。

私の日光アレルギー体験まとめ|39歳の発症から現在まで
39歳で日光アレルギーを発症してから50代後半の現在まで、症状の変化、仕事との両立、更年期との重なり、外出の工夫や日焼け止め選びまでの体験談をまとめました。今のあなたの状況に合わせて、読みたい記事から読めるページです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました🌿


🟡この記事を書いた人:タマキ
2008年、39歳のときに日光アレルギーを発症しました。日差しが苦手なのに、縁あってマレーシアへ移住してしまいました。 動き回るせっかちな夫と、のんびり日陰を選ぶ私のシニア夫婦ふたり暮らし。
「快適にすごす工夫」を探しながら、日光アレルギーのこと、日々の暮らし、無理しない旅の記録を綴っています。


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