連絡を待つ時間が、思っていたより長かった
夫が夏に、仕事に関するオンラインのやり取りを終えてから、
気づけば、ずいぶん時間が経っていました。
振り返ってみると、思っていた以上に長く感じた待ち時間でした。
そのうち何かしら連絡があると聞いてはいました。
けれど日が重なるにつれて、
「来るのかな、来ないのかな」
そんな気持ちが、静かに積み重なっていきました。
考えすぎないようにしていても、
ふとした瞬間に頭をよぎる。
落ち着かないまま、その日を迎えました。
何気ない夜に届いた、一報
その日は、夫と刑事ドラマの録画を見終えたあとでした。
余韻が残る、静かな時間。
「……あ、メールが来てる」
夫がそう言って、画面をこちらに向けました。
そこに書かれていたのは、
これからしばらく、海外で暮らすことになる、という知らせでした。
行き先は、東南アジア。
「やっと来たね」
「よかったね」
思わず、二人で顔を見合わせて、握手をしました。
正直なところ、もっと遠い場所になるかもしれないと、
勝手に想像していた部分もありました。
それだけに、「東南アジア」と聞いて、
「近いね」と自然に言葉が出たのだと思います。
地図を開いて、少しずつ実感が追いついてきた
すぐに地図を開いて、場所を確かめました。
治安のこと、時差のこと。
日本との時差は、1時間ほど。
「この前行った台北と同じだね」
「海外行きの練習みたいだったね」
そんな話をしながら、
少しずつ、実感が追いついてきました。
「遊びに行くよ」の一言に救われた夜
そのあと、心配してくれていた人たちに連絡をしました。
電話口で、
「なかなか連絡がないから、どうなっているのかと思ってたよ」
と、同じような言葉をかけられました。
最後に、
「遊びに行くよ」
そう言ってもらえて、
胸の奥がじんわり温かくなりました。
まだ実感はないけれど、暮らしは確かに動き始めた
この先、いくつか説明や準備の予定も入っています。
詳しいことは、まだこれから。
だからなのか、
どこか現実感が追いつかないままの自分もいます。
それでも、この日を境に、
私たちの暮らしは動き始めました。
💁この記事を書いた人:タマキ
日差しが苦手。でも旅も暮らしも楽しみたい。
ちょっとマイペースな夫とのシニア夫婦ふたり暮らし。
「快適にすごす工夫」を探しながら、
日光アレルギーのこと、日々の暮らし、無理しない旅の記録を綴っています。
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