🌞高千穂神社と夜神楽|杉木立の涼と神話の舞【日光アレルギーさんのお出かけメモ10】

〜天然のサンシェードと、神話が舞う夜〜

宮崎県の山あいにある高千穂町。
神話の舞台としても知られるこの地に、
日光アレルギーの私でも心地よく過ごせる神社がありました。


🌲日光アレルギーにもやさしい、木陰の神域

高千穂神社は、杉の大木に囲まれた落ち着きある神社です。
その杉木立はまるで山の中にいるような涼やかさで、
境内全体が天然のサンシェードのように感じられました。

真夏の午後でも日差しがやわらぎ、
日光アレルギーの私でも安心して過ごせる場所でした。


🌙夜のお楽しみ「高千穂の夜神楽」へ

——思いがけない舞台体験

実は、夜神楽が開催されていることは、
旅の途中で偶然知りました。

調べてみると、
予約ありの定員が200名、当日受付が50名までとのこと。

急いで向かい、夜7時半ごろに神楽殿へ到着。
ちょうど受付が始まる頃で、
入口で1人1,000円を支払って、畳敷きの広場に入場できました。

その後、「もうすぐ予約の方が30名来られますので、前に詰めてください」とアナウンスがあり、
みんなでじりじりと前へ。

畳の上に座って舞台を待つ時間も、
地元の雰囲気に包まれてわくわくしました。


🎭演目は4つ|厳かさと笑いが交差する神話の舞

演目は以下の4つ:

  1. 手力雄(たじからお)の舞
  2. 細女(うずめ)の舞
  3. 戸取(ととり)の舞
  4. 御神体の舞

太鼓や笛の演奏の中、1〜3は「天岩戸開き」の神話をテーマにした舞。
天照大神が隠れてしまった岩戸から出てきてもらうために、
神々がどう動いたかが、厳かに、美しく表現されていました。


🤭4.「御神体の舞」はユーモラス!

そして、4.「御神体の舞」は
それまでの厳かな雰囲気とは一変。
思わず笑顔になる、ユーモラスな演目でした。

登場するのは、日本神話に出てくる
最初の夫婦神・イザナギとイザナミ。

夫婦の仲睦まじさや、
あっけらかんと嫉妬する様子まで、
笑いたっぷりに演じてくれます。

演者さんが舞台を降りて、
観客とハグをしたり、記念写真に応じたり──。

外国人観光客のカップルも、
とても楽しそうに参加していて、
会場は笑顔と笑い声でいっぱいに!

神話の世界が、
こんなふうに身近に感じられるとは…
想像以上に心がほぐれるひとときでした。


🏮町内会で受け継がれる舞|そして女性たちのこれから

この夜神楽、
なんと町内会の方々が交代で演じているのだそうです。

しかも、以前は「女性は舞えない」という決まりがあったとか。

けれど今は、
「やってみたい」と声をあげる女性たちも増えていると。

時代の移り変わりを感じさせるお話にも、心動かされました。


☀翌日は神社でのんびり避暑

——日差しを避けたひととき

次の日は、改めて高千穂神社をゆっくり散策。

昼間でも境内は涼しく、
ベンチに座って深呼吸したり、鳥の声に耳をすませたり。

日陰が多くて、日光アレルギーの私でも
安心して過ごせるひとときでした。


📝まとめ|高千穂神社は“昼も夜もやさしい場所”

✅ 日陰が多く、境内の気温は控えめ
✅ 夜神楽は屋内で楽しめて、涼しく快適
✅ 地元の人々の手による舞台が、レベルが高くて感動的

旅の中で偶然出会ったこの夜神楽は、
まさに“ご褒美のような時間”でした。

日光アレルギーがあっても、無理なく楽しめる高千穂神社。


👉 次回は、高千穂峡の旅や、がまだせ市場のグルメについてもご紹介します♪

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🥦この記事を書いた人:タマキ

日差しが苦手。でも旅も暮らしも楽しみたい。そんな私と、ちょっとマイペースな夫とのアラカン夫婦ふたり暮らし。

「快適にすごす工夫」を探しながら、日光アレルギーのこと、日々の暮らし、無理しない旅の記録などを綴っています。

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