長崎・ハウステンボスへ日帰り旅|ヨーロッパ気分とクリスマスイルミネーションの思い出

福岡から日帰りで行ける“ちょっと特別な場所”を探していたある冬の日。
娘の「行ってみたい!」というリクエストを受けて、急きょ長崎のハウステンボスへ出かけることにしました。
思い立ったらすぐ旅に出られるのも、福岡に住んでいるからこその楽しみです。


行きと帰り、それぞれの思い出|アクセス事情も旅の一部

当日は思いがけない誘いだったので、特急の予約は間に合わず、乗り換えをしながらの移動に。
少し時間はかかりましたが、娘や夫とあれこれ話しながらの道中は、まるで冒険のはじまりのようなワクワク感がありました。

帰りはちょうどタイミングよく、特急「ハウステンボス号」に乗ることができ、福岡まで乗り換えなしの快適な旅路。
そのギャップもまた楽しくて、「最初からこれで行けたらよかったな~」なんて言いながら、静かな車内で一日の思い出を振り返る時間になりました。


ヨーロッパの風が吹く街並み

ハウステンボスのゲートをくぐると、そこはまるで異国の街角。
運河沿いにはカフェや花壇が並び、レンガ造りの建物が立ち並んでいます。
冬にも関わらず、季節の花がきれいに咲いていて、「ああ、やっぱり来てよかったなぁ」と思わず深呼吸。

娘と一緒に、のんびり歩きながらお気に入りの景色を見つけては写真をパシャリ。
この“絵になる空間”を背景に、たわいもない会話を楽しむ時間が、何より贅沢でした。


日没後のお楽しみ|クリスマスイルミネーション

夕方になると、街全体がキラキラと輝き始めます。
この日はちょうどクリスマスシーズンだったこともあり、イルミネーションの美しさは格別。

建物や木々がライトアップされ、運河にも光が反射して、まるで光の中を歩いているような感覚に。
娘も思わず「すごいね~」と目を輝かせていました。寒さも忘れて、しばらく見入ってしまったほどです。


日光アレルギーでも楽しめる工夫

私は日光アレルギーがあるので、昼間はしっかり日傘・帽子・眼鏡で対策。
園内には日陰になる場所も多く、ベンチでこまめに休憩しながら回れたので、体への負担も少なくて助かりました。

この時期は冬の低い日差しなので、UVケアも万全にしておけば、比較的過ごしやすく楽しめます。


おみやげ選びと、名残惜しい帰路

帰りは駅近くのショップでちょっとしたおみやげ選び。
角煮まんじゅうを買って、駅構内で家族3人でほおばりました。お肉も皮も本当に美味しかった!

電車に揺られて福岡に戻るころには、すっかり夜。
「あっという間だったけど、すごく楽しかったね」「また来たいね」と話しながら、静かな車内で心地よい疲れに包まれました。


おわりに|日帰りでも満足度◎の旅

遠くへ行かなくても、気軽に“非日常”を味わえる。
ハウステンボスはそんな場所でした。

四季折々で表情を変えるので、次は春の花が咲く頃にも訪れてみたいなと思っています。
旅は、距離じゃなくて「誰とどう過ごすか」。

家族と過ごす時間が、ふとした日常に彩りをくれる——そんな気づきをもらえた一日でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました