福岡からすぐ行ける、心に残る近県旅へ
「遠出じゃなくても、旅は楽しめる」──そんな実感をくれたのが、福岡から気軽に出かけた長崎・大分・宮崎・佐賀への旅でした。
九州は移動の便も良く、思い立ったときにふらっと行ける場所ばかり。今回は、家族と一緒に巡ったそれぞれの県での出来事を、旅の記録としてまとめてみます。
長崎|ハウステンボスで異国情緒と光の世界を満喫
年末に娘の「行ってみたい!」の一言で決まった、長崎・ハウステンボスへの日帰り旅。福岡から特急でのアクセスも良好です。
ヨーロッパ風の街並みが広がる園内は、冬でも華やか。季節の花々、運河沿いのカフェ、そして夜のクリスマスイルミネーション…。歩くだけで異国気分が味わえ、娘も私たちも夢中になってしまいました。
アトラクションやショーも効率よく楽しみ、「また行きたいね」と笑いながら福岡へ帰った夜。限られた時間でも、心に残る非日常体験ができました。
大分|別府温泉で癒やしと地球のパワーを実感
続いて向かったのは、湯けむりで有名な大分・別府。観光の定番「地獄めぐり」では、血の池地獄や海地獄など、それぞれの温泉に個性があり驚きの連続です。
海地獄では、うっかり日傘を置き忘れてしまいましたが、後で夫が撮った写真に写っていたのを見つけて無事回収!地元の方の親切さにも触れ、旅の小さな思い出となりました。
翌日は夫婦で貸切の家族風呂へ。静かな湯けむりの中で、のんびりと語り合いながら入浴。別府の温泉文化に、体も心もすっかりほぐされました。
宮崎|照葉大吊橋でスリルと達成感を味わう
宮崎では、家族みんなが印象に残ったスリル体験が。目的地は、高さ142m、長さ250mの「照葉大吊橋」。
実は夫が高所恐怖症。それでも「せっかく来たし…」と頑張って挑戦してくれました。揺れる橋の上から見下ろす渓谷は圧巻で、風の音に包まれながら渡る体験はスリリングそのもの。
渡りきった夫が「怖かったけど、一緒だったから頑張れた」と笑った顔に、私もジーン。自然の雄大さと家族の絆を感じた、忘れられないひとときでした。
佐賀|電車でふらり、グルメと歴史の町歩き
佐賀は、福岡から直通電車でアクセスできる身近な旅先。西鉄とJRを乗り継ぐことなくスムーズに到着します。
唐津の海と呼子のイカ、焼き物の町としての風情ある街並み…。ふらりと歩くだけでも、歴史と文化の空気を感じられます。「こんなに近くて、こんなに満足できるんだ」と驚いたほどでした。
「ちょっとそこまで」でも、しっかり旅になる。それが佐賀の魅力です。
移動そのものも、旅の楽しみ
福岡空港から宮崎へのフライトは約40分。市内中心部から空港までのアクセスも抜群で、短時間でも充実した旅が叶います。
また、特急列車やバス、ローカル線での移動も、それぞれに味わいがあります。車窓からの風景を眺めたり、おやつを食べながらのんびり移動するのも、家族との旅の醍醐味でした。
おわりに|近県旅は、日常をちょっと特別にする魔法
遠くへ行かなくても、こんなに心が動く旅ができる──そう実感できた今回の近県めぐり。
福岡は九州旅行の玄関口として本当に便利で、長崎・大分・宮崎・佐賀それぞれに魅力的なスポットがたくさんあります。
家族とのかけがえのない時間を作るきっかけとして、これからも「近くて楽しい旅」を続けていきたいと思います。
次はどこへ行こうかな?と、また小さな旅の計画が始まります。
🌿この記事を書いた人:タマキ
日差しが苦手。でも旅も暮らしも楽しみたい。そんな私と、ちょっとマイペースな夫との50代ふたり暮らし。
「快適にすごす工夫」を見つけながら、
日々のこと、旅のことを気ままに綴っています✍🏻 WordPressテーマ「Cocoon(コクーン)」で運営中。
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