博多から特急ソニックで約2時間、夫とふたりで別府への小旅行に出かけました。実は今回の別府旅、「JR九州アプリくじきっぷ」で当たったのがきっかけでした。ふたりで9000円というありがたいチケット。「これは行っとかないと!」と即決して、久しぶりの別府へ。
では、訪れた場所をご紹介していきますね。
駅前の「ホテルシーウェーブ別府」に荷物を預けて、まずは北浜バスセンターへ。途中の百貨店「トキハ本店」には、なんと足湯がありひと休み。足を温めると、体も心もじんわりほぐれていくようでした。
地獄めぐりスタート!ミニフリー乗車券が便利
別府市内のバスは、2日間乗り放題の「ミニフリー乗車券」を使って移動。便数も多く、とても助かりました。
鉄輪温泉まではバスで約20分。到着してすぐに向かったのは「鉄輪地獄蒸し工房」です。待ち時間は長めでしたが、番号札をもらっている間にほかの地獄めぐりも楽しめました。
いよいよ順番がきたら、自分たちで具材を選び、釜に入れて蒸し時間は約20分。
素材の甘みが引き立ち、素朴で忘れがたい味でした。
全7ヶ所の地獄めぐり!傘のハプニングと地元のやさしさ
近場の5箇所は徒歩で、残り2箇所はバスを使い、無事に7つの地獄すべてを巡ることができました。
- 白池地獄
- 鬼山地獄(ワニがたくさん!)
- かまど地獄(醤油プリンが名物)
- 海地獄(地獄蒸しプリンも美味しかった)
- 鬼石坊主地獄
- 血の池地獄
- 龍巻地獄
巡っている途中で、日傘を置き忘れるハプニングが発生。でも、夫が撮った写真をたよりに場所を特定し、電話で問い合わせたところ……なんと地元の方が届けてくださっていたのです!
高騰した日傘の価格を見てショックを受けつつ、半ばあきらめていたところだったので、取り戻せたときは本当に感激しました。届けてくださった方、そして地獄組合の皆さん、本当にありがとうございました。
商店街と地元グルメ、美容師さんおすすめの居酒屋へ
ホテルでチェックインしたあとは、商店街をぶらり。
美容師さんに教えてもらった居酒屋「二十八萬石」で、大分名物の魚料理や鶏のもも唐揚げを満喫。どれも美味しかったです。
朝散歩と荒巻商店・友永パン屋
翌朝は、朝風呂のあとに朝散歩へ。目的地は荒巻商店。
看板商品の赤飯おにぎりと、名物「石垣もち」を買って、公園で朝ごはんに。
続いて訪れたのは大人気の友永パン屋。長蛇の列でしたが、「ご自由にどうぞ」と日傘が用意されていたのには驚きと感動。
焼き立てのパンはどれも美味しく、とくに「ワンちゃんパン」の可愛さとクリームの美味しさに大満足。地元の方の予約スタイルにも、地元愛が感じられて嬉しかったです。
べっぷ駅市場と、ほっこり鮮魚店
最後に訪れたのは、仮店舗で営業中のべっぷ駅市場。
「丸栄鮮魚」さんの前でいただいたお魚やビールがとても美味しく、地元の方の優しさにまた癒やされました。
「また行きたいね」「新店舗でも座って食べられたらいいね」と、夫と話しながら次回の訪問を心に決めました。
家族風呂・桜湯とグローバルタワー
旅の締めくくりは、家族風呂「桜湯」。
寒い中を歩いてたどり着き、あたたかいお湯に浸かった瞬間、ほっとひと息。
お湯は部屋ごとに自分たちで入れるスタイルで、新しいお湯を使えるのが嬉しかったです。
そのあとに訪れたのは、別府のランドマーク「グローバルタワー」。
高速エレベーターで展望台に上がると、別府の街並みや周辺の緑豊かな公園が一望できて、とても気持ちのよい時間を過ごせました。
焼き肉ディナーと快適な帰路
帰り道、予約なしで入れた焼き肉店「一力」で高級牛ロースとビールの早めの夕食。30分だけの滞在でしたが、大満足の味でした。
そして再び、特急ソニックに乗って博多へ。
ハプニングもあったけど、大分出身の知人おすすめの店を巡り、たくさんの優しさに触れた旅。夫婦ふたりの思い出深い別府旅行になりました。
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