日光アレルギーと更年期、体調の波をやさしく整えるために
■ はじめに:ゆるやかに整える「私のからだケア」
56歳になった今、ふと自分の体調を振り返る機会が増えました。
日光アレルギーと診断されたのは39歳の頃。その時期はちょうど、プレ更年期に入ったころでもあったようです。
当時はまだ自覚が薄かったけれど、40歳ごろから婦人科に通い始め、10年以上お世話になったクリニックでホットフラッシュや発汗などのケアも受けていました。
生理が終わったのは50代はじめ。あらためて振り返ると、あの10年間は本格的な更年期の時期だったのだなと気づきました。
そして今、まさにポスト更年期。
乾燥、筋力の低下、高血圧、髪や肌の変化など、からだのサインに日々向き合いながら、無理なくできるセルフケアを少しずつ取り入れています。
今日はそんな私が実際に「使ってよかった」と思える5つのグッズと習慣をご紹介します。
■ 1. 持ち歩き扇風機:ホットフラッシュの強い味方
更年期のつらい症状といえば、突然の暑さと発汗。
特に外出中にホットフラッシュがくると、首元や顔まわりが一気に暑くなってしんどくなります。
そんなときに助けられているのが、小型の持ち歩き扇風機。
首から下げたり手持ちにしたり、さっと風を送れる安心感があります。
■ 2. 発熱腹巻き(薄手):お腹を冷やさない秋冬アイテム
お腹まわりを冷やすと、体調も落ちやすくなるので、秋冬の必需品として使っているのが発熱素材の薄手腹巻き。
もこもこしすぎず洋服にもひびきにくいので、外出にも使いやすいんです。
じんわり温まる感覚が心地よく、寒い日の安心アイテムになっています。
■ 3. レンジでゆたぽん:足元からじんわり、冬の夜の相棒
夜の冷え対策に使っているのが、「レンジでゆたぽん」。
私は足の冷え対策として使っています。寝るときにふくらはぎの下に置いたり、足元にそっと入れたりするだけで、じんわり温かくなり、眠りやすくなります。
冬だけの限定アイテムですが、手放せません。
■ 4. アロマの香りで、気持ちをやわらげる
日中の疲れやモヤモヤがたまってしまう夜。
そんな時にやさしく寄り添ってくれるのがアロマの香りです。
私が気に入っているのは、「quality of sleep」という名前のブレンドオイル。
ローマンカモミール、ネロリ、オレンジが入っていて、やさしく甘く、でもきりっとした香りです。
お湯を入れたマグカップに数滴たらして枕元に置いておくだけで、自然と呼吸が深くなって、心もゆるみます。
■ 5. 寝る前のヨガ:やわらかく整えて眠りの質アップ
最近、YouTubeで見つけた寝る前ヨガを10〜15分ほどやるようになりました。
無理のない動きで体をほぐすだけでも、眠りの質が上がったように感じます。
お気に入りのポーズは、「ハッピーベイビーポーズ」。
仰向けになって、両足を天井に向かって持ち上げ、ひざを曲げたまま、足の小指側を両手でつかみます。“ハッピーベイビー”という名前のとおり、赤ちゃんがご機嫌で足を持っているような、安心感のあるポーズです。
足のむくみが取れ、骨盤まわりがやわらかくなり、ふわっと眠りに入りやすくなります。
■ おわりに:変化するからだと、ていねいにつきあう
からだの変化は止められないけれど、自分なりの対処法を見つけることで、少しずつ穏やかに暮らせるようになったと感じています。
「この感じ好きかもしれない」
そんなふうに思えたものだけを、取り入れていく。
これからも、からだと心に優しい時間を積み重ねていきたいと思っています。
いろいろ試してきた中で、今の私に合っていると思えるのは、ほんの少しの温もりや、香り、やさしい動き。
この年齢だからこそ見つけられた「気持ちいい」と感じることを、これからも大事にしていきたいです。
🌿この記事を書いた人:タマキ
日差しが苦手。でも旅も暮らしも楽しみたい。そんな私と、ちょっとマイペースな夫との50代ふたり暮らし。
「快適にすごす工夫」を見つけながら、
日々のこと、旅のことを気ままに綴っています✍🏻 WordPressテーマ「Cocoon(コクーン)」で運営中。
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