仕事の場面で感じたつらさ
日中に外で活動する仕事もありました。私は日光アレルギーがあるので、どうしても無理なときは人に代わってもらったり、「自分は参加できません」と伝えざるをえませんでした。
そのたびに、申し訳なさと心苦しさで胸がしめつけられるような気持ちに。
一度は無理をして全身を布で覆い、外に出続けたこともありましたが、体に熱がこもってしまい熱中症のようになりフラフラに。そのとき上司から「無理しないでよかったのに」と声をかけられたことを、今でも覚えています。
「役に立てなくて申し訳ない」「恥ずかしい」――そんな思いでいっぱいになって、自分を責めてしまった時期もありました。
今の私が思うこと
「できなくてごめんなさい」という気持ちを長く抱えてきました。でも50代アラカン世代になった今、その思いをただの自己否定で終わらせずに、「では自分にできることは何だろう?」と考えて行動できるようになりました。
無理のない範囲で丁寧にやっていくこと。それを積み重ねていくことで信頼を築き、周囲と良い関係を保てる――そう実感しています。
同時に「できないことはできない」と正直に伝えることも、今では大切にしています。昔の私には難しかったことです。
現在の職場では、事前に理解してもらえていることもあり、「助かっているよ」と声をかけてもらえる場面も増えました。環境や人に恵まれているからこそ、自分らしく働けているのだと思います。
これからも、自分にできることを
日光アレルギーと向き合いはじめて15年以上が経ちました。ようやく「これは自分の弱点なんだ」と受け入れられるようになった今、「無理をしない」「弱さを認める」ということができるようになってきたと感じています。
もし、同じように外からは見えにくい症状で悩んでいる方がいたら――どうか自分を責めず、できる範囲でやさしく過ごしてほしいと願っています。
日光アレルギーは、きっとこれからも一生つきあっていくもの。
でも、無理をせず、自分の弱さを知って生きていくことは、誰にとっても大切なことなのだと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたの毎日が少しでも健やかでありますように。
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🥦この記事を書いた人:タマキ
日差しが苦手。でも旅も暮らしも楽しみたい。そんな私と、ちょっとマイペースな夫とのシニア夫婦ふたり暮らし。
「快適にすごす工夫」を探しながら、日光アレルギーのこと、日々の暮らし、無理しない旅の記録などを綴っています。
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