🧳【50代夫婦旅行エッセイ】旅の予習は図書館から。出会いが心に残る旅の醍醐味

旅の予定が決まったとき、私たち夫婦がよくするのが「図書館で『るるぶ』を借りる」ことです。

本棚にずらりと並んだ観光ガイドの中から、行き先の地域を見つけてページをめくると、
「ここ、行ってみたいね」「こっちも良さそう」と、気分はもう半分“旅の途中”。


📚 ぎゅっと詰まった情報、でも実際に行くのは…

1店舗につき、わずか4〜5センチ四方の枠で紹介されたお店や名所がずらりと並ぶ『るるぶ』。
あれもこれも気になるけれど、実際に行けるのはその中のほんの一部だったりします。

あれだけ「絶対行くぞ!」と盛り上がってチェックしたのに、結局行けなかったお店も多く、
逆に、なにげなく立ち寄った場所のほうが、強く印象に残ることもあるから不思議です。


🐟 心に残るのは、味以上の“出会い”

たとえば——
宇和島オリエンタルホテルのスタッフさんの、細やかな心配り。
別府駅市場の魚屋さんの、人懐っこい笑顔。
商店街の唐津バーガーのお店では、店員さんが丁寧にパティを焼いてくれて、その姿がとても印象的でした。
そして、思いがけず出会ったキッチンカーのりんご飴屋さんも、忘れられません。

それぞれの共通点は、「人のあたたかさ」でした。
どこも、過剰なサービスではなく、まっすぐに仕事に取り組む誠実な姿勢が印象的だったのです。

私は基本的に、「そこまでのサービスはいらないかな」と思うタイプなのですが、
こうした場面では自然と心がほぐれて、「来てよかった」「また会いたい」と思えてしまうのです。


✨ 旅の出会いは、一期一会

観光地では、丁寧な応対が期待できないこともあります。
それでも、誰かが自分の仕事に誠実に向き合っている姿に出会うと、胸がじんわりと温かくなって、
「やっぱり、旅っていいな」と思います。

調べて、想像して、そして実際に足を運んで体験してみること。
それが旅の醍醐味なのかもしれません。


🌿 また、旅に出たいな

本で予習する時間も、YouTubeで雰囲気を味わうのも好き。
でもやっぱり、実際に出かけて、出会って、感じることの価値は何にも代えられないなと思います。

今日も『るるぶ』をめくりながら、まだ見ぬ景色に思いをはせて。
またあの「行ってよかった」を探しに、旅に出たいな…そんなふうに思っています。

🌿この記事を書いた人:タマキ

日差しが苦手。でも旅も暮らしも楽しみたい。そんな私と、ちょっとマイペースな夫との50代ふたり暮らし。
「快適にすごす工夫」を見つけながら、
日々のこと、旅のことを気ままに綴っています✍🏻                WordPressテーマ「Cocoon(コクーン)」で運営中。

▶︎ プロフィールを見る
▶︎ ブログのトップページへ

コメント

タイトルとURLをコピーしました