日光アレルギーと暮らす私の家づくり
私は30代で家を建てた後、思いがけず日光アレルギーを発症しました。
それ以来、生活の中でどうすれば日差しを避けつつ、快適に過ごせるかを模索しながら暮らしてきました。
今回は、「窓辺の対策」と「照明の工夫」について、私が実際に行ってきたこと、今の賃貸暮らしでの工夫、そしてもし最初から対策できたなら…という視点でまとめてみます。
🪟家を建てた頃の対策(後から始めた工夫)
日光アレルギーを発症したのは、更年期が始まる頃で、家を建ててしばらく経ってからのこと。
そのため、少しずつ対策を加えていきました。
- リビングの掃き出し窓に、透明な日差し対策フィルムを貼る
→ UVカット率の高いものを選んで、自然光は取り入れつつ刺激を減らすようにしました。 - 半透明の縦型ブラインドは、基本的に開けずに使用
→ 遮光カーテンに比べて光を柔らかく通す素材でしたが、肌への刺激を感じるため、ほとんど閉めたままにしていました。 - 玄関横のスリット窓には、上から下に下ろすタイプのブラインドを設置
→ ブラインドを途中まで下ろして、眩しさを避けつつも明るさを確保できるよう工夫していました。
🏠現在の賃貸暮らしでの工夫
今は住まいを変え、賃貸での生活です。
リフォームや大きな施工はできませんが、手軽に取り入れられる方法で快適さを工夫しています。
- 遮光カーテンを使用
→ 特に朝日が強い窓には、厚手の遮光タイプを選んでいます。 - 照明は調色・調光機能付きのLEDを活用
→ 「全灯」「くつろぎ」「暖かい色」など、気分や時間帯に合わせて切り替えています。
まぶしさを感じにくい「電球色」はリラックスしたい時間におすすめです。
🔧もし最初から日光アレルギー対策を考えるなら
日光アレルギーを発症する前から知っていれば、こうした工夫も取り入れられたかもしれません。
- ブラインドは「横型」で、角度調整しやすいものを選ぶ
→ 半分だけ下ろして角度を調整すれば、光を取り込みながら眩しさをコントロールできます。 - 照明は間接照明をメインに
→ フロアライトやスタンドライトを配置し、心地よく過ごせる環境にしたいです。 - 特に寝室では、天井照明をなくす
→ 天井のシーリングライトではなく、壁面や足元に光を当てる照明を取り入れれば、目にも気持ちにも優しい空間に。
☀暮らしの中に、自分だけの快適さを
日光アレルギーと暮らすことは、少し手間も工夫も必要ですが、
住まいの中に自分なりの快適さをつくることは可能だと実感しています。
大がかりな工事をしなくても、「遮光カーテン」や「ブラインドの角度調整」「調光できる照明」など、取り入れやすい工夫から始めてみるのがおすすめです。
光をコントロールしながら、自分にやさしい空間を少しずつ整えていけたら──
それは日光アレルギーでなくても、心地よい暮らしにつながると思います。
この記事を書いた人:タマキ
日光アレルギーとともに暮らし、旅を楽しむシニアライフを発信中。
「快適に、自分らしく」を大切に、日々の暮らしを記録しています。
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